トマトソースのパスタ

パスタのソースにもいろいろありますが、一番好きなのはトマトソースです。トマトソースの良い所は、肉や野菜や魚などの食材と組み合わせることで、無限のバリエーションがつくれることです。吉田兼好の真似をして、「パスタのソースは、トマトをむねとすべし」とでも言いたい気分です。でもトマトが日本に入ってきたのは江戸時代ですから、吉田兼好はトマトの味を知らなかったことになります。
南米からヨーロッパにトマトが伝わったのは16世紀なので、西洋料理の材料としては比較的新しいと言えます。しかも最初は食用ではなく、観賞用だったようです。味覚も時代に左右されるということでしょうか。現在ではトマトソースを使ったイタリア料理は世界的に通用しますが、その歴史はまだ新しいといえるかもしれません。

