
東山の青蓮院から清水寺にかけて、ライトアップが22日まで行なわれています。
建物のライトアップだけではなく、道路沿いに灯篭を並べたりして、周辺一体を、光で演出しようというイベントです。ライトアップされた生け花や、学生がつくった光をテーマにしたオブジェも展示されています。

水中花です。ヒマワリが水槽の中に閉じ込められています。作品のタイトルは、「向月葵」となっていました。太陽ではなく月に向って咲くということでしょうか。いい作品だと思いました。京都造形芸術大学の学生の作品。

これも生け花です。ステンレス板を巻いてつくった筒の内側に、苔が生えています。ステンレスというのは、金属の中でも特異な存在です。鉄は錆びやすいし、アルミは柔らかいので、どちらもあまり永続的な感じがしません。それに対してステンレスは、いつまでもそこに人工物としてあり続けます。そんなステンレスに、時とともにうつろいゆく素材としての苔を対比させることで、異質性をさらに際立たせています。
